彼女の料理「まずい」は厳禁!ユーモアを交えて提案型の感想を



「まずい」は厳禁

 

 

とにかく「まずい!」は厳禁なのです。実際に彼女の料理がまずかったとしましょう。しかし、どんなにまずくても、そんな言われ方をされたら、一生懸命作っているわけですからきっと傷つきます。

 

 

次に改善しようという向上心も生まれてこないでしょう。ただ単に「まずい!」というだけでは、彼女がしょんぼりしなかったとしても、逆に「それじゃ、どう料理すればいいのよ!?」と怒って反発されるかもしれません。「女のくせに、味噌汁も普通につくれないのか?」などのような発言は最悪です。下手をすると「男尊女卑」ともとられかねませんので、絶対に言ってはいけません。

 

 

もちろん、各人の料理に対する好みは種類にしろ、味付けにしろ、千差万別です。不幸にも嫌いな料理を出されたら、たとえ出来が良かったとしてもおいしく感じられないかもしれません。しかしそれは稀なことでしょう。

 

 

普通は彼女から「どんなメニューが好きか」訊かれるにきまっているからです。好物な料理なのに「まずい」、これは確かに困ってしまいます。あなたが料理好きで料理経験も知識も豊富だったとします。それなら的確なアドバイスが送れるところですが、そのアドバイスの仕方にこそ、ポイントがあるのです。そこに大事なのは彼女を思う「優しさ」なのです。